即日発行できる学生カードはあるのか?

クレジットカードを即日で発行するのは、かなりハードルが高いことです。即日で発行できない理由としては、消費者金融と異なってカードを即日発行する理由が少ないということや、また即日発行するためにはカードを作る機械がその場になければいけないことがあります。消費者金融などの場合には、カードを作らなくても銀行振込による融資といった方法がありますが、クレジットカードの場合には必ずカードを作らなければいけません。

一般的なカードであれば郵送によって送られてきますが、郵送するだけでも4日程度の時間が必要で、諸々の手続きも最短でも1週間程度は必要です。また実際に申し込んでも必ず利用できるものではなく審査を受ける必要があり、審査の内容によってはより長い時間が掛かってしまいます。

審査に通るためのポイントとしては、利用者の年収と返済能力です。またそのほか信用力も必要になります。年収に関しては、一昔のことを思えばかなり緩和されており、アルバイトやパートでも安定した収入があれば利用できるカードも増えています。これは雇用の多様化やIT技術によって情報をリアルタイムでやり取りできるようになったことや、また多くのカード会社が代理で発行するようになったことが大きく影響しています。特にこの傾向は1990年頃からはじまり2000年代に入ると殆どの人がクレジットカードを持つことが可能になっています。ただし年収が少ないと自動的に利用できる限度額も低めに設定されます。

一方で信用力に関しては、職業や居住実態、また他社利用の状況などがあります。職業としては、サラリーマンや公務員であれば問題ありません。パート・アルバイトでも安全な職業であれば問題とされませんが、危険が伴う職種に就いている場合には、審査に落ちる原因になります。これは加入者が事故などで働けなくなり収入を得るのが困難になる可能性があるためです。特にパート・アルバイトなどでは労災も限定的ですから、パート・アルバイトで危険性のある職業に就いていると審査に落ちる原因になります。

居住実態としては、賃貸住宅よりは持ち家の方がプラスに評価されます。この理由は、持ち家であれば賃貸と異なって、毎月必ず出費しなければならないお金の量が少ないためです。また家族と同居していればなおプラスに評価されます。反面で賃貸で一人暮らしとなると、審査に通りにくくなります。

収入や信用力に関しては、カード会社によって扱いが異なり加入しやすいところもありますが、共通して厳しいのが他社のカード会社やローンの利用状況です。カード会社にしても消費者金融にしてもその人に利用限度額を設定して、その枠内であれば自由に使えるという仕組みになっています。このため限度額一杯まで利用していなくても、理論的には今すぐに利用限度額までの商品を購入したり現金を借り入れることが可能です。

このため、複数のカード会社を利用している場合やカードローンやキャッシングなどを利用している場合にはそれだけ、個人に多くの利用できる限度額が設定されることになるため、カードを新たに作る、利用枠を設定するのが難しくなります。いずれにしても、はじめてカードを作るのであれば問題にはなりませんが、すでにカードを持っている場合やほかのローンを利用している場合などは、審査に落ちる原因になります。なお、カードの枚数が2、3枚程度であればそれほど問題なく入会することができますが、それ以上になると作るのが難しくなります。このため使わなくなったカードは解約しておく必要があります。

ほとんどのクレジットカードは即日発行を受けることは不可能で、即日発行を受ける事ができるカードも少数ながら存在しています。これらのカードの特徴としては、全国に店舗を展開しており、そのお店で受け取りが出来る仕組みとなっているということです。

そのようなカードの中で代表的な存在がアコムACマスターカードで、消費者金融のアコムが発行しているカードです。またこのほか小売店系では、エポスカード、エムアイカード、JCBオリジナルシリーズ、三菱UFJ NICOS VIASOカード、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードおよびセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンカードインターナショナルなどが知られます。

特に即日発行に優れているのがアコムのACマスターカードです。ACマスターカードはクレジットカードというよりもアコムが発行するローンカードにショッピング枠を設けたカードといえます。発行はアコムの自動契約機で行われるので、土日・祝日でも受け取りが可能です。また独自の審査基準を設けており、アルバイトやパートでも利用が可能です。

それ以外のカードの場合にはインターネットで事前に申し込みを行って審査に通ってから店舗などで受取るという方式になります。厳密な即日の発行というわけではありませんが、通常のカードの申し込みと比べると遥かに短時間でカードを受け取ることができます。

ただし、ACマスターカードのデメリットとしては安定した収入があることで、また未成年者は利用できません。これは親権者の同意があっても同様ですので、その点ではACマスターカードは不利です。さらにACマスターカードはポイント還元なども存在しないため、カードとしての魅力はかなり低いといえます。いくらすぐに発行されるからといっても、ポイント還元の旨味がないカードですので、積極的に持ちたいカードとはいえません。

一方でエポスカードは非常に優れたカードとして知られます。カードを作るにはマルイにあるエポスカウンターで受け取ることができるようになっています。エポスカードのメリットとしては、入会費、年会費が無料であり、なおかつ海外旅行保険がついてくることです。年会費無料というのはよく見られますが、年会費無料で保険が付いてくるのはごくわずかです。またポイントが多く付くお店はマルイの系列店が中心ですので、お店の数も多くてポイントも貯まりやすいメリットがあります。ACマスターカードが、単にショッピング枠の付いたカードというものであるのに対して、本格的なカードとして利用ができるのが大きな違いです。

またセゾンカードインターナショナルでは、VISAやMaster、JCBの3つの国際ブランドを選ぶことができ、またポイント還元率も良いメリットがありますし、即日発行の中では唯一、ETCカードの発行を受けることができます。受け取りはセゾンカウンターで受け取ることができますが、インターネットから申し込みを行った場合には、受付番号、本人確認書類、金融機関のお届印やキャッシュカード、通帳などを持って行く必要があります。またETCカードもその場で受け取ることができます。

なお、これらのカードは即日で発行されるからといって審査が甘いわけではなく、審査そのものがはやく結果が出来るようにシステム化されています。また利用限度額があらかじめ制限されている仕組みなので、高額の利用限度額のあるカードを手に入れることはできません。いずれにしても、加入条件を満たしていない場合には加入できません。

また加入できない条件としては、もともとの利用条件に合致していない場合のほか、信用力に問題があると判断された場合です。特に延滞記録などがあれば当然利用できませんし、記入漏れなども審査に通らない原因といえます。一方で過去に延滞をしていても、すでに解消している場合などには一般の審査基準での加入が可能になります。

即日でカードを受け取りたい場合には、申し込むさいには店頭ではなくインターネットで行うのが即日でカードを手に入るためのポイントです。これはインターネットからであれば直接、入力したデータをそのまま審査されるので、申込用紙に記入したものと比べても、はやく手続きが開始されるメリットがあります。もちろん店頭でも直接、申し込んでもその場での発行が可能です。しかし、時間帯によっては翌日になる可能性があります。またカードを発行してもらうためには身分証明書を用意しておく必要があります。

クレジットカードを作れるのは主に成人以上としているところがほとんどで、一部のカードでは未成年でも作ることができます。また学生でも作れるカードもありますが、いずれにしても未成年の場合には親権者の同意が必要になります。これは未成年者が民法で保護されているためで、未成年者の契約は親権者の同意がなければ成立しないためです。これは学生でもアルバイトなどで安定した収入があっても同様です。

学生が持つのに有利で、即日発行が可能なクレジットカードとしておすすめなのがエポスカードです。エポスカードの場合には、加入条件は日本国内在住で満18歳以上であることです。高校生は発行出来ませんが、大学生や専門学校生の場合には、発行が可能です。

エポスカードでカード発行までの流れとしては、事前に公式サイトから申し込みが行うか直接マルイのエポスカウンターで申し込むかの2つで、即日で受け取りたい場合には公式サイトから事前に申し込んでおくのがポイントです。カードデザインはシルバー、レッドのほかデザインカードがあります。シルバーとレッドは無料で発行されますが、デザインカードは発行料金として500円掛かりますし、また受け取りも郵送限定ですので即時で手に入れることはできませんので注意が必要です。

申し込みに関しては他のカードとほぼ同じで、必要情報を書き込みます。このさいに即日で受け取るために重要なポイントは、受取先を選んでおくことです。審査結果は電子メールで受け取るようにしておけば、結果が出ればすぐに通知してくれます。

審査に通れば、マルイ店舗にあるエポスカウンターで受け取ることになりますが、このさいに必要なのが、審査結果通知メール、本人確認書類と自動引落し先の銀行のキャッシュカードです。キャッシュカードのほかに銀行印が必要なケースもあるので、持っていっておいた方が無難です。なお、未成年者の場合には親同伴で行く必要がありますし、また学生の場合には学生証を用意しておく必要があります。カードの受け渡しそのものは問題がなければスムーズに受け取ることができますし、その場から使うことができます。

ちなみにエポスカードのメリットとしては、入会金や年会費が永久無料ですから、維持費が掛かりませんし、またマルイで買い物をすれば入会後は1ヶ月間は1割引のサービスを受けることができます。年4回行われる7日間では、優待期間中として1割引のサービスを受けられます。また買い物にしてもポイントもマルイを利用すれば2倍になりますし、初回からゴールドカードでの申し込みが可能です。さらにインターネットからの申し込みであれば、2000円相当のポイントを受け取ることができるので、他のカードと比べてもお得さが変わりません。また最大のメリットとしては、海外旅行傷害保険が自動で付加されることです。カードの特徴として旅行傷害保険が付くことがありますが、この場合には年会費を支払っている必要があるのが多いのに対して、年会費無料で自動で付加されます。

なお、補償額そのものは死亡・後遺症障がい保険では最高で500万円、利用頻度が高い疾病や治療費用、携行品費用の補償額はそれぞれ200万円と20万円の補償を受けられます。これらを無料で受けることができるので、保険変わりに申し込むというのも方法です。

なお、即日発行ではないカードで学生でも手に入れることができるカードはいくつか存在します。特にライフカードは魅力の高いカードです。ライフカードでは学生専用を設けており、得典として誕生月はポイントが5倍になります。電気代や携帯電話代、スーパーマーケットでの買い物などすべての買い物で5倍になるのでお得です。また、海外で利用すると5%のキャッシュバックを受けられるのも魅力です。

またライフカード以外としては、三井住友VISAデビュープラスカードがあります。こちらは18歳から25歳の若者向けのカードで、ポイント獲得が2倍になります。年会費も年に1度利用すれば無料ですから、負担が少なく持つことができます。いずれの場合においても親権者の同意は必要で、未成年者でも簡単に作ることができます。